「べき論者」にならないように気をつけましょう

こんにちは!
正社員ママせどらーじゃすみんです。
豪雨災害、コロナ感染者増加と暗いニュースが続いていますね。
今まで当たり前だったことがどんどん当たり前ではなくなっていって不安を感じる人も多いと思います。
でも心配ばかりしていても始まりません。
備えは大事ですが備え過ぎても窮屈になるだけですので、あまり神経質になりすぎずに過ごしていきたいものですね。
さて、今日はこんなご時世だからこそ気をつけたい「べき論」についてのお話です。
べき論とは?
「べき論」とは物事に対して「こうあるべき!」という考えをすることです。
例えば「男なら稼いで妻子を養うべき」とか「女なら家事をするべき」とか「子供は早く寝るべき」など個人の考えや信念などのことですね。
これは多かれ少なかれみんなが持っているもので、生まれ育った環境や今までの経験などにより形成された固定観念や価値観などで作られます。
せどりにおいても「せどりを始めて1年経つんだから月商100万円はいくべき!」とか「店舗せどりなんだから利益率20%はあるべき!」のような固定観念を持っている人はいませんか?
先ほども言ったように「べき論」は誰もが持っているものですが、あまりに行き過ぎると弊害が出てきます。
べき論のメリットとデメリット
べき論のメリット
「べき論」のメリットは、自分の方向性がはっきりすることです。
例えば「自分はせどりで月商500万円行くべき!」と思っている人は明確な目標に向かって努力することが出来ます。
はっきりとしたビジョンを持っているから努力しやすいのです。
べき論のデメリット
一方でこの「べき論」の思い込みが強すぎて他の考えを許容できなくなると、とても危険です。
また、自分の「べき論」を他人に押し付けてしまうのも問題になります。
人はそれぞれのやり方や考え方があるのに「せっかくせどりをやっているんだからもっと努力すべきだ」とか「もっと利益率の高い商品を見つけるべきだ」なんて言われたらちょっと嫌ですよね?
自分にとっての「べき」は他人にとって必ずしも「べき」であるとは限りません。
むしろ違うことの方が多いです。
「べき論者」にならないようにするためには
強すぎる思い込みは自分にとって弊害にしかなりません。
「べき論」を振りかざす「べき論者」にならないようにするためには、自分が持っている固定観念を自覚し、客観的な視点で見るようにすることと、他人には他人の考え方があることを受け入れ、理解することが必要です。
人にはそれぞれ個性があり、いろいろなものの見方があります。
多種多様な考え方を許容できるようになれば世界は広がっていきますよ。