数字の罠に騙されないようにしましょう

こんにちは!
正社員ママせどらーじゃすみんです。
以前もちらっとお話しましたが、今「キングダム」にハマっています。
これだけ長期にわたる連載&映画化までしているので面白くないはずはないのですが、絵が苦手な感じなのと舞台が古代中国ということでずっと敬遠していました。
ある時、職場の先輩の女性がお兄さんに勧められてキングダム読んだらすごく面白かったという話を聞き、ちょっと興味がわいてGEOで2冊借りてきました。
読み始めたら止まらなくて、次から次へと借りてしまい、寝不足の日々が続いています(^-^;
今、35巻目を読み終わったところです。
最新刊の60巻まで体力持つかしら…。
さて、今日は数字に騙されないようにしましょうというお話です。
数字ってすごく説得力がありますよね。
年収1000万円とか聞くとすげ~ってなりませんか?
でも、示された数字だけ見ていると真実を見失ってしまう可能性があります。
例を挙げて説明していきますね。
数字に惑わされてしまいがちな例
月商300万円ってすごい?
せどりで月商100万円の人と月商300万円の人、どちらがすごいと思いますか?
答えは「この数字だけではわからない」です。
月商100万円の人の利益率が25%で月商300万円の人の利益率8%だった場合、粗利で言えば月商100万円の人が多いです。
さらに言えば、月商100万円の人は1ヶ月に10時間しかせどりをしていないのに対して、月商300万円の人は1ヶ月に100時間くらいせどりに時間を割いているとしたらどうでしょうか?
または、さばく商品が多い分、外注していてその費用がかなりかさんでいたら?
月商300万円、という数字だけでは本当にすごいかどうかはわからないのです。
コロナ陽性者が1日100人を超えたら多い?
「今日は東京都で陽性者が100人を超えました!昨日より20人増えています!」というような報道。
これ、昨年から今年にかけて散々聞きましたよね?
でもそもそも検査数はどのくらいなのか?
前の日に1600件検査して80人だったのに対し今日は2500件検査して100人だったとしたら
・前日は80÷1600×100=5%
・今日は100÷2500×100=4%
となり、割合で見れば今日の方が減っていることになります。
ニュースでは意図的にセンセーショナルな数字を取り上げて視聴者をあおるような手法をとることがあります。
その数字に目を奪われると真実が見えなくなってしまいます。
日本人の平均貯蓄額は1000万円?
平均貯蓄額や平均年収、ボーナスの平均額などを聞いて、自分がその数値より下だと焦りませんか?
でも例えば10人のうち4人が貯蓄ゼロ、あとの5人が100万円、1人だけ9500万の貯蓄があった場合。
(100×5+9500)÷10=1000万円となり、平均貯蓄額は1000万円となります。
このように少数が圧倒的な数字を持っていると平均値が引き上げられることがあるのです。
まとめ
数字というのはデータをとる上で非常に大切です。
でも、示された数字だけをみて様々な判断をしてしまうと、大事なことを見落としてしまうかもしれません。
数字の罠にはまらないよう、くれぐれも気をつけてくださいね!