85.せどりの確定申告について ~基礎知識編~

こんにちは!
正社員ママせどらーじゃすみんです。
せどらーにとっての「お祭り」である12月が過ぎ、年が明けてセールも一段落した2月のこの時期、あれはやってきます。
そう、確定申告です。
副業でちょこちょこやっている分にはばれないんじゃない?なんて甘く考えていませんか?
甘いです。
ココアにマシュマロを浮かべて生クリームをたっぷり絞ったくらい大甘です(美味しいけど)。
めんどくさいし、多分ばれないっしょ!と思っちゃう気持ちもわからないでもないですが、せどりはれっきとしたビジネスです。
胸を張ってビジネスをするためにも確定申告に関する正しい知識を身に着けておきましょう。
確定申告とは?
では、そもそも確定申告とはなにかというお話からしていきますね。
確定申告とは前の年一年分の自分の払うべき税金を確定させるために税務署に前年の収入を申告することです。
納税額は国が勝手に決めるのではなく、自分自身が申告した額で決まります。
実際より収入を少なく申告すればもちろん支払う税金は減りますが、もしばれた時に面倒なことになるということはわかりますよね?
きちんと申告した上で合法な節税対策をして健全なビジネスを目指しましょう。
確定申告はいつからいつまで?
確定申告は収入があった年の翌年の2月15日から3月15日の間に申請する必要があります。
つまりもうすぐ申請期間が始まります。
確定申告をしなくてはいけない人は?
確定申告が必要な人は
・給与収入が2000万円を超える人
・収入源が複数ある人(給与収入が1か所でそれ以外に所得が20万円以上ある人)
・個人事業主
・医療費控除を受ける人
・住宅ローン控除を初めて受ける人
などが代表的な例です(他にもいろいろありますが)。
副業せどらーは2番目の収入源が複数ある人(給与収入が1か所でそれ以外に所得が20万円以上ある人)、専業せどらーは3番目の個人事業主に当てはまる人が多いのではないでしょうか?
会社勤めをしていれば、大抵は会社が年末調整をしてあなたの代わりに納税してくれます。
しかし、副業で20万円以上(個人事業主なら38万円以上)の所得がある場合は確定申告が必要となります。
所得とは経費を差し引いて手元に残ったお金です。
つまり、300万の売り上げがあったとしても仕入れやその他の必要経費で281万円使っていれば所得は19万円となるので確定申告はしなくてもよいということになります。
確定申告の種類は?
確定申告には青色申告と白色申告があります。
どちらにもメリットデメリットがありますが、せどりである程度の収入があるのであれば青色申告が圧倒的に有利です。
白色申告では帳簿付けが簡単というメリットがありますが節税効果が少ないです。
青色申告では複式簿記という方法で帳簿をつければ税金が65万円も控除されるんです。
ただし青色申告をするためには前もって税務署への申告が必要なので注意が必要です。
では次回は確定申告の仕方についてお話していきますね。