75.期末在庫が多すぎると翌年払う税金が増えます

こんにちは!
正社員ママせどらーじゃすみんです。
12月もすでに3分の1が過ぎてしまいました。
今年は消費増税の影響で売り上げが伸び悩んだ10月11月でしたが、12月に入ってから今までの売り上げが嘘のようにどんどん伸びて行きました。
いままでなかなか売れなかった高額商品や不良在庫もバンバン売れてくれるので、せどらーにとっては1年の総決算となるありがたい月ですね。
仕入れのほうも在庫処分セールや年末セールを頻繁にやっているので利益商品がたくさん見つかる月でもあります。
ただし、調子に乗ってあまり仕入れすぎてしまうと危険です。
その年中に売り切れない商品は期末在庫と呼ばれます。
今日は確定申告と期末在庫についてお話しますね。
確定申告とは
確定申告とは毎年2月15日から3月15日までの1カ月間に、前年1年間に稼いだ金額を計算して申告し、納税することを言います。
会社員の場合は会社が代わりに納税作業をしてくれるため、住宅ローン控除や医療費控除申請の必要がない限りあまりする人はいません。
ただ、会社員でも給与所得が2000万円以上ある人や副業の所得が年間20万円を超える人などは確定申告が必要です。
1カ月に2万円の収入があれば20万円余裕で超えてしまいますので、ほとんどのせどらーは確定申告が必要ということになります。
期末在庫とは
その年の最後の日に残っている在庫のことを期末在庫と呼びます。
確定申告の際に、前年12月31日の時点で売れ残っている在庫金額(期末商品棚卸高)に関しては、経費として計上できず資産として扱われます。
つまり、その年に300万円の仕入れをして、12月31日に50万円分の在庫が残っていたとすると300-50=250万円が仕入金額という名目で経費として計上できますが、50万円は計上することが出来ません。
2年目、3年目になるとこの計算に期首商品棚卸高が加わります。
期首商品棚卸高とは去年の在庫の金額のことです。
期首商品棚卸高(去年の在庫金額)が60万円で仕入金額が400万円、期末商品棚卸高(今年最後の日の在庫金額)が40万円の場合には60+400-40=420万円が経費となり、40万円が期末商品棚卸高になります。
12月31日の時点で残っている在庫には税金がかかってしまうので、出来るだけ在庫が少ないのが理想です。
もちろん在庫を0にはできないですし、在庫が少なすぎるとよく売れる年末年始のチャンスを逃してしまいますので、月の途中からは様子を見ながらほどほどに仕入れをしましょう。
まとめ
12月はせどらーにとってのお祭り月です。
たくさん仕入れてたくさん売りましょう!
ただし、その後に来る確定申告に備えて在庫管理はきっちりやっておきましょうね(^_-)-☆